4歳くんの小さくておっきな

の中のお母さんたちは、どっちを向いて寝ていますか?

ある方が言ってました。

小さいころ、お母さんが弟の方を向いて寝るから寂しかったんだって。

 

特に、兄弟姉妹の年齢が近いと、自分じゃない誰かのほうを向かれるのって寂しいもの。

私もこども2人のどちらを向こうか迷います。

迷うので、両手をそれぞれにつないで、天井を向いて寝ていました。

 

けれど、次男くんが強くこっち向いて!なので次男くんの方を向いて寝て、

長男くんには「Aちゃん寝せるまで待っててね」と言い、待っているうちに寝てしまうことが日常になりました。

それがあたりまえの入眠儀式でしたが、最近になって、うとうとしている時に長男くんが「喉かわいたーー」というようになりました。

 

もう私も半分眠っている状態で、電気をつけてお水をくんであげるのは至難の業。

「さっき飲んだから大丈夫、もう寝ちゃいな」とお水をくんであげませんでした。

そしたら、しくしく泣きから大泣きへ。

「喉かわいて、喉かわいて、がまんできなーーい」

「しょうがないなぁ、まったくもう!」と言って、半ば怒りながらかーなーり重い腰を上げてお水をくんであげていました。

 

が、それが激しくなり、

さっき大量に飲んだばかりなのに、暗くなると「お水ちょうだい」

なんだなんだ?

そっかそっか、暗くなると喉が渇く。

お水で満たしても満たしても、渇くものなんでしょう。

・・・なんでしょう。

 

寂しいけどそれを言えないからお水ちょうだいって言ってるのかな、と思うとイライラではなくて共感が生まれます。

「もしかして、暗くなるのがいや?背中向けられると寂しい?」

と聞くと、

「怖いの」だって。

 

「そうかそうか、怖かったのね」

この気持ちの部分をわかってもらえると、もうお水はほしがりません。

君のほう向いてあげられないけれど、気持ちはわかったよ。

そして役割あげたよ。

「ママも背中が寂しいから、ママの背中ギューッってして?」

「いいよ!!!(嬉!)パパがいないときは、Oちゃんが守るからね」

といって、背中を一生懸命にぎゅうぎゅうしてくれました。

 

4歳くん、小さい腕。

弟がいると大きく見えるけど、こんなに小さかったんだ。

 

なんて大きいんだ、私の背中・・・。

君がいるから、自分の大きさに気づけます。

 

2011年 子育て日記より

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