兄弟げんかの行く末

こどもたちは元気で、特に次男くん反抗期真っ只中。

スタは空を舞って、牛乳のお池が飛んできます。

ズボンなんかはいてたまるか!

オムツなんかしゃらくせー!!

兄ちゃん噛みついて泣かせてそりゃもう、すごい騒ぎ。

ケンカだって日に日に激しくなってるよ。

母さんもちゃんと怒るよ。

君たちもケンカ、しなさいな。

怒りなさいな。

その時ちゃんと怒って、次に忘れなさいな。

 

でもね、昨日はちょっと違った。

噛付かれた兄ちゃんが、「Aちゃん、嫌い」と言ったり、

「Aちゃんがいるから、一緒にはお風呂に入らない」って言ったり、一日中引きずってた。

 

あんなに感情を吐き出してるんだから、

たまっているものなんて何にもないだろうなと思っていたら、引きずるんだ。

 

次の日。

 

朝起きてきて、ご飯を食べ終わるとプラレールに向かい、

黙々と線路をつなぎ始めた長男くん。

プラレールなんて1歳児のいるところで出来るわけないよ、またケンカが始まるのね、と見ていたら・・・

長男くんがリードして

「Aちゃん、曲がり線路とって。ありがとね。そうそう、いい感じ」

・・・と、ふたり協力して作品ができた。

二重の線路になってる。

 

長男「ほら、みて。つながったよ。Aちゃんが手伝ったくれたんだよ」

次男「しぇんろがちゅじゅく(線路が続く)。どんどんちゅじゅく(どんどん続く)」

兄弟のことはよくわかんないけど、

昨日のことはもう忘れてるかもだけど。

線路に見立てて、何かつながったんじゃないの?

これが仲直りってもんなんじゃないの?

 

なーんて、母は朝のバタバタの最中、

幼稚園は遅刻覚悟で、どうしてもこの線路を完成させてあげたかったのでした。

2010,11.16 子育てブログより

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