こども関連の支援者の皆さまへ
5日間にわたる「こども支援者プログラム」は、子ども理解を深め、保護者への支援を学ぶ講座です。
学んだことを現場の実践で活かしていける支援者向けのため、事例検討をおこなったり、支援者自身のスーパービジョンをおこなったりします。
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子ども支援者の方々へ
表面的ではない、奥行きを理解しようと見守る目線や、支援者としての在り方によって支えられる子や親御さんがいます。
支援者のお一人お一人が感性を磨いていき、皆さまが出会う、平均からずれた“可能性だらけの”お子さんや親御さんに、その子らしさを励まし、勇気づけのまなざしを向けていきませんか?
どうぞ、あなたにしか出会えない親子さんに、温かな目線を届けていってください。
支援とは? 弱い人や困っている人を一方的に助けることではなく、双方向の育ち合いです。
特に、お子さんの支援とは、自然の感覚や感性を持ち合わせている子どもと、大人の理性との出会いです。子どもを通してどんなことを学んでいますか?
5日間の間に、理論や概念の勉強もしていきます。それは、保護者の方が子育てをする上で役に立つような心理学や理論を、書籍やネット上の情報ではなく、支援者の生きたやさしい日本語で説明できるようになるためです。
支援者同士の共通言語としてお子さんの特性の切り口を瞬時に理解するために、障害名などのレッテル言葉を使うこともあります。レッテルを貼るためではなく、支援者同士の共通言語として使っているに過ぎないということをご理解ください。
最終的には、子どもにつけられた障害名や概念、疾患名などは忘れ、その子たちの姿や言葉、遊び、関わった時間こそが、支援者の方々の中に生き続けていきますよう願っています。
その在り方や信頼のまなざしが、どれだけ子育てに不安を持ったお母さんたちの励みになるでしょう。