あなたは、カウンセラーと聞くとどんなイメージがありますか?
よく話を聞いてくれて、共感をしてくれる人というイメージを持っている方が多いと思います。
では、子どもや子育てのカウンセリングも同じでよいのでしょうか。
発達障害だけにとらわれない、子どもの発達の見立てとアドバイスができるようになる。
一つのカウンセリング技術や心理療法に偏らず、子どもや親の声を立体的に聴くことができる。特に、子育ては生活、子どもは遊び。机上の理論だけではなく「からだ・心」の声を聞いていくボトムアップの支援スキルを身につける。
親の責任や、学校の責任など、環境の原因を探るのではなく、子どもの問題や悩みによって周囲が変わっていける可能性があるという視点を持つ。
1回のカウンセリングや1回の支援ではなく、継続的に親子を支援していく目線を持つ。
カウンセリングには、見立てやアドバイスは必要がないという立場もありますが、子どもを支援するためには、見立てる力や時にアドバイスが必要です。
なぜなら、私たちは子どもだけではなく、子どもの生活を支える人たちに助言をする必要も出てくるからです。
そして、支援者自身のセルフケアも必須です。
✅子どもへの支援・カウンセリング
✅保護者支援・保護者相談や保護者への心理教育
✅違う専門職の方へのコンサル(園や学校の先生へ)
✅自分自身への支援(セルフケア、メンテナンス)
STEP1 こころと身体の回復
《ソマティック心理療法》
ソマティックというのは、「心とからだのつながり」という意味です。子どものこころは、大人よりも”からだ”と直結しています。ポリヴェーガル理論®︎という現場で使える理論を、子ども臨床向けに学び、実践していきます。
>> こころとからだをつなげるセラピーを学び、身体症状や、嫌な出来事やトラウマ様の出来事に対して、どのように対応していけばよいか理解できます。
また、親御さんへの子育て相談の質が上がります。
例えば、子どものかんしゃくに、一緒にイライラして怒鳴ってしまう親御さんに対して、「子どもを怒鳴らずに褒めてあげてください」などというお説教ではなく、どう接したらよいか「理論的に心理教育」できるようになります。
「なるほど!」と思える子どもの心と身体への理解が深まります。
STEP2 思考と感情
《認知行動療法》
子どもから大人まで使える、病院でも保険診療の適応になっている心理療法「認知行動療法・CBT」を学び、実践していきます。
ただ、子どもの現場で使っていくためには、古典的な認知行動療法だけでは難しいのです。
そのため、「からだ」へ落とし込む作業も学んでいきます。
>> お子さんや親御さんの、イライラや怒りのコントロール、不安の対処法などのニーズにも応えられるようになります。子どもに対して、ストレス解消法を伝えたり、呼吸法のガイドもできたり、子育てに特化したアンガーマネジメントの仕組みがわかり、実践で使えるようになります。
また、支援者自身のセルフケアについても学びます。
私たちが自分のフィルターを通してではなく、純粋に人の話を聞けるようになるために、自分を整える方法を学び実践していきます。
STEP3 子どもの発達と見立て
お子さんの発達の見立てについてのポイントや、保護者への伝え方、生活の中でできることなどについてを学んでいきます。
発達障害や、発達の検査(主に、WISC)の解釈について学びます。
>> 発達障害などのレッテルを外して、子どもの個性と出会えるようになりたい、そして親御さんや先生方に、発達についてを語れるようになりたい、そんな方にオススメのテーマです。
また、「関与しながらの観察」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
子どものプレイセラピー(遊戯療法)の中で出てくる視点で、これがとても大切になってきます。
つまり、見立てるという視点を持ちながらも、それらを傍に置いて一緒に遊ぶことができる支援者の在り方です。
「見立て」そして「見立てることを超える」ことで、純粋に遊べるようになる支援者を目指します。そのために、自身が自分の中の”子ども”を大切にできるようインナーチャイルドについても取り扱っていきます。
STEP4 つながり
《愛着と関係性・コミュニケーション 》
子どもの支援をするならば、必ずと言っていいほど愛着障害や虐待、恵まれない養育環境で育った子どもたちへの理解が必須です。
虐待の脳への影響について、愛着障害と発達障害との関係についてを学びます。
「関係性とバウンダリー」「愛着」「事例」がキーワードです。
>> 虐待を受けたお子さんに対して、私たちは何ができるでしょうか。
健全な人とのつながりをあなたからお子さんへ伝えていってください。
また、親御さんへ、親御さんからお子さんへと共振が広がっていくよう、傷つきや愛着障害の世代間連鎖を止めて、人との関係性やつながり、愛着の世代間連鎖を作っていけるよう、子どもの心で何が起こってるのかを理解していきましょう。
最後は・・・
ステップ1〜4の総まとめと、事例を通して講座の全体を統合していく事例検討もしていきます。
*関わっているお子さんの事例を、ひとり1つ用意していただきます。
【この講座ならではの特徴】
オンラインで自宅にいながら学べる
お申し込み後にZOOM(通信アプリ)のURLをお送りします。
ZOOMが初めての方は、申し込み時にご相談ください。
3ヶ月間のサポート付き
おおよそ3ヶ月の間は、質問のサポートに応じています。初めましての方は、不安もあると思います。不安があったら何でも聞いてくださいね。
支援する人こそ、HELPを求める経験が必要です。
講座期間中は、非公開のFacebookグループにて情報交換や質問などをお受けしています。Facebookをご利用でない方は、事前に登録をお願いしています。
プロに学べる、そして相談できる
受講中は、聞いているだけの受講ではなくアクティブにご参加ください。
実際に会っているお子さんや、受け持っているクライアントさんについての質問もお受けしています。
好奇心を持って、楽しく学んでいきましょう!
もっと心を支援をしたい!
受容や傾聴したいけれど、
事情聴取やインタビューのようなカウンセリングになってしまう。
聴いているばかりで、
本当に支援が届いているのだろうか。
そんな方へ・・・
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〇。 ご参加いただいた方の声 〇。
この講座に巡りあえたことが、とても嬉しく有り難く思います。
様々な沢山のことを学び経験して、やっと辿り着けるようなことがこの講座の中にあるように思いました。
子どもたちの置かれている学校等の状況を現場で知り、今まさに日々子どもたちとの関わりの中にある講師の方だからこその、真摯な思いからのビジョンに希望を感じました。
理想論やただの知識ではない、必要なことが伝えられ、どうしたらよいのか?何故?と私の中でも絡まっていたものが紐解かれるような感覚があり、これからの子どもたちと親、関わる大人、共に生きる私たちの未来への明るい戸口が開くような、大丈夫と、心に暖かい希望がともるような感覚を持てました。
私は経験の浅い心理職ですが、ポリヴェーガル理論を”現場で使える”形で、かなりわかりやすく解説していただけました。これまでは介入の根拠や心理教育の中でしかポリヴェーガルを活用できていなかったのですが、見立てのポイントとして使用できるのは非常に強力です。
また、4つの領域に沿った介入指針の枠組みや、その他の臨床感についても大変共感できる部分ばかりで、ぜひ継続して受けたいと思いました。初心の心理職の方は特に、本講座の受講をお勧めいたします。
とても充実感のある講座で、お話しを聞きながら自分にも癒しや気付きが起こるのか、涙が出ることもありました。
子どもの心と身体に何が起こっているのだろうと、わからなかったことが、ポリヴェーガル理論等を通して知ることが出来て、理解が徐々に深まり、支援者として、どうあればよいのかわかって来て嬉しいです。
長年の臨床で、大切に積み上げた経験と知識がギュッと詰まったテキストと、現場で即役に立つワークもあり、素晴らしく盛りだくさんな内容でした。
講座前のシェアでリラックスしたり、振り返りで、その日の学びが確実に落とし込まれ、愛あるサポートに感謝しかありません。
これからも、支援者として信頼のまなざしを向け続けていきたいです。
わたしは、今年度からスクールカウンセラーとなり不安がいっぱいでした。
しかし、先生が長年積み重ねてこられた学びや経験を惜しみなく伝えてくださり、安心して現場に出ていくことができました。
ポリヴェーガル理論は、初めて知りましたが、心と身体をつなげるアプローチはこれからの支援に重要だと感じています。
今、スクールカウンセラーの仕事にやりがいを感じられるのは、この講座に参加させていただき、先生や受講生の方と出会えたからだと思っています。
全8回。長いようであっという間でした。楽しい時間を本当にありがとうございました。
セルフケアとしての活かし方、それによってセラピーそのものを深化できる手法や考え方(共振)などを丁寧に説明していただけました。
専門家らの著書は読むだけでの活用は初心の心理職には難しいですが、こちらの講座では分かりやすく、すぐに応用可能な形でレクチャーしていただけます。
これまでも心理学やカウンセリングの学びを重ねてきましたが、ポリヴェーガル理論との出会いはとても新鮮で腑に落ちるところが多々ありました。
また、先生がおっしゃられていた「自己肯定感よりも回復力」という言葉にも共感をいだいています。
理論だけでなく、自ら体感できる講座内容にとても充実感を持つことができました。
先生のお人柄が伝わる温かな講座です。
とても勉強になる講座でした。講座は、初めて知る事ばかりで、具体的な事例があり、仕事や自分の子育てに活かす事ができそうでした。
先生もとても優しく明るい先生で、大変勉強になりました。
さすがスクールカウンセラーをされているだけあって、こころとからだについてよく勉強されています。
引き続き、色々学んでいこうと思ってます。よろしくお願いします。
子育ての悩みで受講しましたが自分自身の心を整える学びになりました。
あなたの相談・カウンセリング業務のお供になるよう、書き込んでいける形式のテキストを事前にデータにてお送りしています。当日までに印刷をして手元にご用意ください。ご希望の場合は、別途オプション(有料)にて紙面テキストの郵送も承っています。
ワークは、「自律訓練法」「フォーカシング」「呼吸法」「タッピング」「緊急時のセルフケア」「インナーチャイルドワーク」「チェアワーク」「リソースとつながるワーク」など、毎回、実践していきます。自分に使いやすいワークを現場で実際に使って、身につけていきます。
受講中から受講後、おおよそ3ヶ月有効の個人セッション特別料金です。
■提供形式
形式:マンツーマン
開催方法:Zoom もしくは対面(東京都三鷹市)
その他、オンラインサロンへの移行を考えている方に関しては、初月無料などの特典があります。
一定の条件とは・・・8回の連続講座を全て出席し、積極的な姿勢で取り組んだ方、かつ受講期間中〜終了後3ヶ月の間に個別コンサル(60分×2回*別料金になります)を受けられた方となります。
*修了証はデータにてお渡ししていますが紙面・郵送も可能です。
*修了証はカウンセリング業の就業を保証するものではありません。
*臨床心理士の方で、資格更新ポイントをご希望の方は、事前にお伝えください。
子どもはたくさんの大人との出会いによって育っていきます。
親ひとりが倒れたら子どもも共倒れになってしまう、そんな社会は不自然だと感じませんか?
しっかりとした子どもカウンセリング臨床のイロハを学びながら、
あなたの《心地良い》《幸せな》《癒される》雰囲気を、その先にある相談対象の人(子どもや親御さん)に伝えていってください。
そうなれば・・・
あなたとの共振で親御さんがホッと安心して、家庭内でも良い雰囲気が現れて、結果的に子どもが笑顔になったり、
そのよい変化を感じた支援者の『あなた』も・・・
幸せと充実感を感じることができるでしょう。
「大人って楽しそうだなぁ」そう思える子供も増えるかも知れません。
つまり、《幸せの循環=まあるい波紋》を作りだすことができるのです。
そんな共振を一緒に起こしていきませんか?
あなたと出会えること心よりお待ちしています。
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この講座の発信は、一般社団法人『この花舎』より行なっています。
公式LINEは「子どもと育む人を支援する 一般社団法人この花舎」です。
登録&ご参加お待ちしています。