カウンセリングルームより

自分の軸っていうものには

動じないという意味ではなく

しなやかに揺らいでいるイメージがあります。

たとえば、不安なら不安のまま

それをしっかり感じられること。

どんな感情とも一緒にいることから。

 

人は時に

不安を感じるのを避けて

行動しつづけ

動き続けなくてはならない時があります。

それは自分を守る術だから愛しき逃げ道。

 

でもちょっと止まってみようかと

避けてきた不安をしっかり感じることができたとき

そこから地面が生まれて

その土から何かが芽吹いていくのかもしれません。

木は火で燃えて、土に還る。地に足がつく。

そんなことを思う

カウンセリングの一日の終わりでした。

 

この狭い部屋で出会っている

いろんな色した人たちの語らいと

私ひとりで味わっているその方の深い味わいから

何を発信できるのかしら。

 

この狭い部屋から

生まれた感動はもらさずに

その場限りだから、形のないもの

だから、よいのかもしれませんね。

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