帰り道に

月に手を合わせるしかない

我が子に会えない日々と

他の子と家族に手を合わせて

祈る日の帰り道

 

だいぶ暗くなるのが早くなったね

日中の陽だまりはあったかくても

帰り道は寒くって月がきれいね

 

死ぬのは簡単でも

どうしてこんなに生きるのは難しいんですか?

 

そんな問いかけをしてくれた彼女をじっと見て

その問いをお互いに投げかけてみる

 

あなたとつながっていることを感じて

誰かとつながっていてねと願います。

 

私の中には何にもない

ただただ

あなたがまだ私の四分の一の人生なのに

一人でじっと耐えている

その日々に祈り手を合わせるだけ

 

何の根拠も理由も形も無いけど

出会う子どもたちに

愛してることを伝えたい、それだけ。

 

そんな帰り道に、藤井風くんという人を知って、彼は空海の生まれ変わりなんじゃないかと。私の中の救世主になったのでした。

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